本当にデムーロ、ルメールでいいのか??2019中山記念(G2)コース傾向、有力馬ジャッジ(1週前追い切り)。
2019中山記念(G2)
出典:http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2019/0224_1/race.html
[コース傾向]
(枠順別成績) ※過去10年
1枠 1-1-0-9
2枠 2-0-2-9
3枠 2-2-1-8
4枠 1-0-1-11
5枠 1-3-2-8
6枠 0-2-1-15
7枠 2-0-2-16
8枠 1-2-1-16
と着外が6〜8枠に多いですが、あまり差は無く、ましてや少頭数なので今回のレースは枠はそれほど気にする必要は無さそうです。
(脚質別成績) ※過去10年
逃げ 0-2-3-7
先行 7-3-4-20
差し 3-2-2-30
追込 0-3-1-35
と完全に前有利なデータが残っています。開幕週という事もあり、追い込みが効きにくい感じです。最近だと昨年のペルシアンナイトや一昨年のアンビシャス(2016は2着)といった重賞勝ち馬たちも良い末脚は繰り出したのですが4着に沈んだりと、前が行った行ったの競馬になり得るレースです。
(年代別成績) ※過去10年
4歳 4-2-4-17
5歳 3-3-1-18
6歳 2-4-2-26
7歳 0-1-2-19
8歳 1-0-1-10
9歳 0-0-0-1
10歳 0-0-0-1
まあどのレースもそうですが、やはり4歳、5歳は強いですね。
しかし6、7歳も割と成績が良く軽視は禁物かもしれません。
[有力馬ジャッジ]
予想オッズ
1人気 ディアドラ
2人気 ステルヴィオ
3人気 スワーヴリチャード
4人気 エポカドーロ
5人気 ウインブライト
6人気 ラッキーライラック
2番人気〜4番人気は当日入れ替わりが激しそうですね。
・ディアドラ 騎手 ルメール 調教師 橋田満
1番人気が濃厚なこの馬は、昨年のドバイターフはあまり期待されてはいなかったが堂々の3着。
そして帰国初戦のクイーンステークスを目の覚めるような末脚で勝利。そして次走の府中牝馬ステークスでは後のエリ女1着、香港ヴァーズで2着になったリスグラシューを相手に2kgのハンデを背負わされながら完勝。私個人としては前回の香港Cは勝つと思っていただけに2着は残念でした。
さて今回は帰国初戦でドバイの叩きですが、
1週前追い切りでは
栗東CWコースで 76.4-62.9-50.5-37.6-12.6 とかなりの好時計をマーク。
ここは、強力な牡馬相手だが普通に勝ちきってもおかしくない状態。
馬が完全に充実期を迎えている感じがする。アーモンドアイとドバイでぶつけるということで陣営としてはここは負けれないだろう。
・ステルヴィオ 騎手 丸山元気 調教師 木村哲也
前走のマイルCSで歴戦の古馬相手に勝利をあげ、G1馬の仲間入りを果たした。
マイラーである事は確かにそうかもしれませんが、同コースのスプリングSで1着や毎日王冠でただ一頭後ろから追い込んできての2着があるように1800mは守備範囲。
陣営、ノーザンとしてもこのレースのあとは大阪杯を予定しているので結果がほしいところでしょう。
1週前追い切りでは
美浦の南Wで 81.0-66.6-52.1-38.1-12.5と併せた馬をちぎり、調子は良いだろう。まあ天栄でびっしり仕上げていると思うので休み明けから好走が期待できるでしょう。
騎手で人気落ちしてくるのなら、狙っていい一頭。
・スワーヴリチャード 騎手 Mデムーロ 調教師 庄野靖志
昨年の大阪杯を勝利したときは古馬中距離戦線はこの馬が主役とまで言わしめたこの馬だが、オーナーが種牡馬価値を高めるために春の最後に安田記念出走。いきなり速いマイルの展開にも順応し3着とこの馬の高い能力を非常に感じた。
しかし、一夏を越して相性抜群の東京競馬場の2000m天皇賞・秋に出走したが出遅れも響いて大敗。出遅れて走る気を失ったにしてもこの馬にしては負けすぎ。
次のJCは立て直して3着と巻き返したが、キセキにかなりの差をあけられた。
今回は良かった時期に戻ってきているかが焦点。
1週前追い切りでは
栗東CWコースで 83.7-66.8-51.5-37.2-11.7で終始持ったまま折り合い重視の調教でした。
動きは良く、コンディションは問題ないと思うがやはりマイル使ったあたりから個人的には折り合いが難しくなっているようにも感じている。なので1800mという距離はかなり良い。さらにこのレースの58.0kgというハンデ自体は好成績です。
しかし、折り合い難とこの馬もドバイ叩きでさらにG1を勝っているとは言えあまり得意ではない右回りと今回不安材料も結構あるので最終追い切り前の時点ではあまり買いたくない馬です。
・エポカドーロ 騎手 戸崎圭太 調教師 藤原英昭
昨年の皐月賞馬でダービー2着と春は申し分ない成績でした。しかし一番人気に推された神戸新聞杯では4着、明らかに距離が長かった菊で8着と秋は好走出来なかった。
私個人的な考えなのですが藤原厩舎が最終追い切りを芝でおこなった場合はあまり着順は良くないと感じています。実際前走より着順を落としているケースが多々ある。ステファノスやトーセンラーなど。勘みたいなところもあるのですが… (笑)
ですから神戸新聞杯の成績は出遅れで後ろからの競馬にはなったのですがそれだけが原因では無いと思っています。この厩舎は完全にG1前叩きレースなのでそこは最終追い切りで判断したい。
だが、馬自体の適正はスプリング、皐月での走りを見る限り抜群であると思いますし、あの時のように番手で競馬できるメンバーですから期待したい。
1週前追い切りは
栗東CWコースで 81.5-66.1-51.5-37.8-11.5でゴール前だけ追って併走馬をぶっちぎり。これを見る限りでは叩きとはいえ、いきなりやれてもおかしくないです。
・ウインブライト 騎手 松岡正海 厩舎 畠山吉宏
前年の覇者で臨戦過程も中山金杯1着(しかも昨年より2kg重い斤量)から中山記念と順調さが伺える。皆さんご存知の通りこの馬は中山の鬼ですからね (笑)
さらに負傷していた松岡騎手もこの馬に乗るために調整して合わせてきている。
なにせ、松岡騎手はこの馬を2歳の頃からべた褒めし、今ではルメールが乗るような馬とまで言っている。ここも当然勝ちにきているだろう。前年より1kg重い57.0kgでの出走だが十分やれるだろう。
気になる1週前追い切りは
美浦の南Wで 84.9-68.7-52.8-38.3-12.4で道中は終始持ったままゴール前だけ軽く促す形でした。
併走馬が必死に追っているのに対してちぎったあたりやはり、調子は良いのでしょう。最終予想でも重視したい一頭。
・ラッキーライラック 騎手 石橋脩 調教師 松永幹夫
一昨年の阪神JF、翌年のチューリップ賞を勝った時は桜花賞はこの馬だ。と言われていたが、怪物さんの誕生で桜花賞2着、オークス3着とG1を取ることができなかった。
秋はローズSから秋華賞というローテ予定だったが軽度の故障の影響でローズSを回避し、万全では無い状態さらに主戦の落馬負傷という事もありデビュー以来初めての掲示板外となり、2018年は無冠に終わった。
しかし、今回は主戦に戻りますし斤量もスワーヴリチャードからは5kg軽い53.0kgでの出走という事で陣営としても取りたいところでしょう。
ただ、確かに軽い斤量の利があるのでこのレースを選択したのだと思う(ノーザンの牝馬使い分けの可能性もある)が、
個人的にはこれだけ勝ち星から遠ざかっている牝馬をいきなり年を越した初戦にわざわざ強い牡馬に混じっての中山記念に出走するよりは牝馬限定の重賞から始動し勝ち癖を戻すほうが良いんじゃ無いかなとも思ったりします。
いきなりここで勝つとなるとまた夢が広がりますし、アーモンドアイは本当にヤバイのだなとも思います。まあ、今でも十分すぎる程ヤバイですけどね (笑)
気になる体調面は戻ってきていると1週前追い切りタイムを見ても感じます。
栗東CWコースで 79.3-64.9-51.5-38.3-12.2でラストの走りは良いものがあった。
この馬に関しては最終追い切りを見て、どのように扱うか判断したいと思います。
このようにかなりのメンバーが集まった中山記念。本当に楽しみですね!!
最終追い切り、枠順確定後にまた最終見解を書きたいと考えています。
是非、そちらも見て頂けると嬉しいです。
併せて、阪急杯の方もまたあげたいと思っていますのでそちらもよろしくです!!
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