平成最後のG1天皇賞(春)レース傾向・有力馬分析(1週前追い切りなど)
第159回天皇賞・春(G1)
今週の日曜日にはついに平成最後となりますG1レースの天皇賞・春が開催されます。
有力馬筆頭のシャケトラが残念ながら、世を去ってしまい非常に言葉にならないぐらい悲しい出来事が起こってしまいました。
シャケトラの分も各馬無事に全力を出してもらいたいですね。
では、レース傾向から見ていきましょう!
レース傾向
枠順別成績 ※過去10年
1枠 5-1-1-13
2枠 1-2-2-15
3枠 1-1-1-17
4枠 1-0-2-17
5枠 0-0-0-20
6枠 2-2-2-14
7枠 0-2-1-24
8枠 0-2-1-27
→圧倒的に内枠が有利。かなり枠順に左右されるレース。
脚質別成績 ※過去10年
逃げ 2-0-1-10
先行 4-6-4-23
差し 4-4-5-65
追込 0-0-0-48
→追い込みはまず届かない。基本的には好位のインが理想。
世代別成績 ※過去10年
4歳 3-1-5-36
5歳 4-4-1-39
6歳 3-3-2-27
7歳 0-1-2-18
→5歳、6歳好成績。年長馬も侮れない。
上位人気馬成績 ※過去10年
1番人気 1-1-0-8
2番人気 5-0-2-3
3番人気 0-4-1-5
4番人気 1-3-1-5
5番人気 0-0-2-8
→17年キタサンが連覇する前までずっと1番人気飛んでいたが、
昨年も2着に入った。
ただ、2番人気、3番人気の成績が著しく高い。
前走レース上位5組 ※過去10年
日経賞組 3-3-2-47
阪神大賞典組 3-2-5-48
産経大阪杯組 2-2-1-8
大阪杯組 1-1-0-2
京都記念組 1-1-0-4
東西別成績 ※過去10年
関東馬 4-2-1-38
関西馬 6-8-6-106
→正直フラットだと考えるべき。
以上が過去10年の天皇賞・春の傾向となります。
続いて有力馬分析に移ります!
予想オッズ
出典:https://race.netkeiba.com/?pid=odds&id=c201908030311&mode=top
想定では昨年の菊花賞の1、2着馬が人気を集めそうです。
では、各馬見ていきましょう!
有力馬分析(1週前追い切りなど)
フィエールマン
1週前追い切り
美浦 南W 良 82.3-66.9-52.5-38.3-13.0
昨年の菊花賞馬ということでここも当然注目の一頭であるこの馬は今年初戦のAJCCはわずかに届かずの2着。中間脚元の状態が少し良くない中での調整であの走りですから、むしろ走った方だと個人的には思っています。
1週前追い切りではこの馬には珍しく長めの調整でしたが、あっという間に併走馬を交わし流石の瞬発力。
状態はかなり上がってきている。
菊花賞はどスローの瞬発力勝負で勝ちましたが、もしハイペースでいかにも長距離のレースになった時にどうかなと世間で言われているが、折り合いのつく馬ですし前走は忙しそうでしたからあまり気にしなくてもいいかなとは思っています。
ただ、もちろん瞬発力勝負になった方がこの馬にとってはいいです。
エタリオウ
1週前追い切り
栗東 CW 良 ※霧のため1Fのみの計測 12.1
昨年の菊花賞の2着馬で1番強い内容であったのは間違いないです。
早めに動いて最後は目標にされましたが、自在性もありしぶとい馬という印象。
前走の日経賞では55キロで必勝態勢かと思ったら毎度の通りの2着。
スローだったので鞍上が早めに仕掛けるも最後は少し脚上がった感じでいしたね。
1週前追い切りは映像が最後の方しかなかったので言い切れないが三頭あわせの真ん中でこの厩舎らしい1週前の負荷をかける調整で併走馬も交わしていましたから確実に上昇気配。
陣営も試行錯誤してなんとか2着ではなく1着を狙ってきているでしょう。
ただ、こういう馬って本当に善戦続きが止まらないですからね。
枠次第ではあるが頭で買うには正直いきにくい馬ですよね。
ユーキャンスマイル
1週前追い切り
栗東 CW 良 97.5-81.5-66.5-51.9-38.0-11.9
今年に入りステイヤー路線に専念し結果を残してきている。
1週前追い切りでは動き、タイムは申し分ないですがやはり相変わらずモタレますね。
ユタカさんが若駒の頃からずっと教え込んできていて最近ようやくそれも矯正されつつあるがまだ完全には治っていない。
その面前走のように左回りの方が今は良いのは間違いない。
岩田騎手が右回りでは初コンビですからその辺りをクリアしないと厳しいかなと感じている。
さらには、前走、前前走と低斤量での出走でしたから今回の58キロでどこまでやれるかも未知数なのは気になります。
ただ、メンバー1適性は高いと思うので1発あるかもしれない。
クリンチャー
1週前追い切り
栗東 CW 良 82.0-66.2-51.6-37.9-11.6
前走の日経賞は一瞬おっと思わせる走りでしたが結果は7着。
フランス帰国後から成績がイマイチ上がってこないですね。
1週前追い切りは単走だったのですが、相変わらず良い動きなのは間違いないですし、状態も悪くない。
昨年3着の舞台ですし侮れない馬だとは思いますが、今年は少々荷が重いと感じています。
グローリーヴェイズ
1週前追い切り
美浦 南W 良 82.5-66.4-51.3-37.7-12.9
昨年の菊花賞では不利な大外枠からでしたが5着と好走。
今年初戦の日経新春杯では早め先頭で押し切る強い内容。
1週前追い切りではこの馬あまり動かないのですが、いつもと変わりない追い切りだったという印象。
地力の高い馬ですから当然注目の馬なのですが、乗れてる川田騎手がまさかの騎乗停止で乗り替わりはかなりの痛手。
戸崎騎手に乗り替わりとなりますが、確かに長距離の実績は良くないがシャケトラの件もありましたから期するところがあるでしょう。
軽視は禁物だと思います。
カフジプリンス
1週前追い切り
栗東 坂路 良 51.5-37.7-24.8-12.6
前走の阪神大賞典では大健闘の2着。
賞金加算したかった陣営からしても合格点の内容だったであろう。
1週前追い切りは前走時の状態と遜色ない走りで好感が持てる。
ただ、メンバーレベルも上がりますし今の京都の馬場に合うとは到底考えにくい。
中谷騎手は狙って乗ってくると思いますが、現時点ではあまり重い印は考えていない馬です。
ロードヴァンドール
1週前追い切り
栗東 CW 良 79.8-65.0-50.8-37.9-12.3
前走の阪神大賞典では逃げの格好で最後止まりそうでなかなかしぶとく3着と、この馬はダイワメジャー産駒とは思えない中・長距離適正の高い馬ですね。
1週前追い切りはお世辞でも良いとは言えない走りで、まだ動きは重いなという印象。
スローで逃げる形になると他の馬に瞬発力であっさり交わされるのは目に見えてますから、ノリさんがマイペースで引き離す形を取れれば3着なら?とは考えても良さそう。
以上ザッと有力各馬の分析をしていきましたが、皆さんの印象はどうですか?
年々メンバーが寂しくなっているのが、なんとも残念ではありますが上位人気が予想されるフィエールマン、エタリオウの状態は良いので思いっきり穴から入るという選択は今回取らない方が得策かなとは考えています。
枠順がかなり左右してくるレースですから、まだまだ熟考していきたいのですが現時点で私が軸候補として考えている馬を下記のブログランキングにアップしていますので是非参考にしてみてください!
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今週は他に青葉賞や新潟大賞典、スイートピーSと注目レースが目白押しですのでそちらの記事も随時アップしますので是非よろしくお願いします!
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それでは失礼いたします!!!😁
※すいません更新してから気付いたのですが、メイショウテッコンに関しての文章が消えてしまっています。
それに関しては、次回の天皇賞の記事にて1週前追い切りの模様も加えてアップしますので、ご理解ください🙇♂️