2019東京新聞杯(G3)コース傾向、人気馬ジャッジ
『東京新聞杯(G3) 芝1600m』
出典;http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2019/0203_1/race.html
<コース傾向>
先週から東京競馬場で開催が始まり、こちらが芝で行われた10鞍の勝ち馬脚質です。
『逃げ』 1勝
『先行』 7勝
『差し』 2勝
『追込』 0勝
と比較的開幕週らしく前目につけた馬が好結果を生んでいるような傾向が目立っています。
しかし、勝ち馬こそいませんでしたが追い込み馬も5頭馬券圏内突っ込んできており、侮れないと感じています。
(過去10年の東京新聞杯枠別成績)
1枠 1-1-3-13
2枠 1-3-0-13
3枠 4-2-0-13
4枠 3-0-2-14
5枠 0-1-1-17
6枠 0-1-2-16
7枠 0-2-1-17
8枠 1-0-1-17
このように、連対は1〜4枠に集中しておりやはり内枠有利。
しかし、去年も15番のダイワキャグニーが好走しているように、3着まで広げて見てみると内外の有利不利はそこまで重視するべきでは無いでしょう。
<人気馬ジャッジ>
(予想オッズ)
1人気 タワーオブロンドン(牡4)
2人気 インディチャンプ(牡4)
3人気 レイエンダ(牡4)
4人気 ロジクライ(牡6)
以上が上位人気が予想されています。
前走はゴドルフィンの専属であるビュイック騎手が短期免許で来日していた為、主戦のルメール騎手では無かったが同コースのOPに出走し2着。かなりのスローペースで勝ち馬とは位置取りの差で負けたように思えるが、重賞レベルのこの馬は取りこぼしたと言っていいだろう。今回は主戦に鞍上は変わるが、前走よりも1キロ増での出走。個人的には1200〜1400mの馬だと感じている部分もあるので本命は打ちにくい。追い切り自体は良いので消すことはできないだろう。
勢いのある4歳世代の目下2連勝中のこの馬は前走5ヶ月半の休み明けで隠れ出世レースの元町ステークスも外から楽に突き抜けた。最終追い切りでは、坂路で自己ベストを更新。普通に走ればここも勝ち切るだけの能力は秘めていると思う。不安点も初の長距離輸送ぐらいで、鞍上が無理に内を突いて前が壁にならなければ、いつもの末脚は発揮されると思う。今年飛躍して欲しいと個人的に思っているので、ここはこの先が楽しみになるようなレースを期待。
・レイエンダ 騎手 北村宏 厩舎 藤沢和雄
ダービ馬レイデオロの全弟で新馬勝ちをした時は兄弟ダービー制覇も期待されたこの馬だったが、怪我で9ヶ月半の休養を余儀なくされ夢は散ったが休み明けの500万、1000万を連勝。初重賞挑戦のセントライト記念では後方から末脚を伸ばすも2着。重賞でも力を発揮できると証明して。しかし、前走のチャレンジCでは勝ち馬は強かったものの、見せ場無く6着。古馬との力差が顕著に現れたように感じた。今回は距離短縮で一変を狙っているが、ここまで全レース手綱をとってきたルメールが同厩舎の別馬に騎乗。明らかに、この馬の厩舎での立ち位置が下がっている。1600mがマッチするのも考えにくい。個人的にレイデオロを新馬戦から応援していたので弟にも期待していたが、今回は思い切って消しも考えている。
・ロジクライ 騎手 横山典 厩舎 須貝尚介
3歳時にシンザン記念を制してそこから故障で休養を余儀なくされたが、その後着実に力をつけてきている。前走のマイルCSでは14着と大敗を喫したが、7月の中京記念から使い詰めできていたのでそこが影響したのかなと思う。確かにG1を勝つレベルかと言われると、そうでは無いかもしれないが、得意の東京コース(2戦2勝)でさらに2走前の富士ステークスでは1分31秒7で走っておりここは好走の可能性は十分にあるだろう。
なかなかの好メンバーが揃ったこのレース。個人的にはインディチャンプを重視し、牝馬を絡めていこう考えている。